白内障の発症には様々な原因があります

白内障は高齢者に多い目の病気と言うイメージがあり、発症しても放置しておくとピントが合わなくなってきたり2重に見えるだけでなく、全世界で失明の原因としてトップと言う進行性の怖い病気です。

しかし緑内障と違い早期発見で早期治療すれば完治も可能なので、以前と違い物の見え方に異変を感じたらすぐに眼科医で受診した方が安心出来ます。

多くの方は老化が進むうちに発症するとも思われていますが実は様々な原因があり、確かに60代以上になると発症率も高くなる加齢性が代表例です。

他にも多いのがアトピー性皮膚炎による合併症で、アトピー性皮膚炎の期間が長かったり症状が重い程発症する確率も高くなります。

また、目の水晶体はタンパク質と水で出来ていますが、タンパク質が遺伝的な要因で変質してしまい生まれた時から患っている先天性の物もあり、年間で200例程と少ないですが何故変質してしまうのか解明されておらず、どの赤ちゃんにも発症する確率はあるので怖いです。

他にもどんな方でも起こりうるのが外傷によって発症する物で、様々なタイミングやトラブルで異物が角膜を突き抜けて水晶体に到達して傷つけてしまう事で発症する事があります。

加齢と同じ様に結構多いのがアトピー性皮膚炎も含まれる併発性の物で、その代表的な物が糖尿病です。

生活習慣病にも指定されている糖尿病は、普段の生活に気を付けていれば予防出来るので加齢と共に健康に気を配る事で白内障のリスクも減少出来ます。

様々な原因のある白内障ですが、やはり早期治療が大切な病気です。

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